今回のニワカケルchでは、伐採してきたサクラの大量の幹を薪にするための台の制作にチャレンジしました。
動画のリンク 【庭×DIY】廃材で玉切り台を作る動画 素人だけど適当でも簡単に作れた。
薪割りするには、ちょうどいい長さに切っておく必要があるんですが、地面に置いたままでは切るのが大変です。チェーンソーは、石に当たった瞬間に刃が丸くなります。一瞬で切れなくなってしまうんです。これを研ぎ直すの本当に大変です。しかも、地面での作業だと腰をかがめないといけないので、腰にきます。
だから作りましょう!チェーンソー用の台を作りましょう。
とは言っても、薪割り初心者のニワカケルです。
薪ストーブあるわけでもないので、薪なんて縁が無い人生なわけですよ。
実物なんて見たことない。ネットにある画像を見ただけで適当にチャレンジです。
失敗したら動画のネタになるし、作り直せばいいだけの話です。
そんなことで制作スタート
まずは、材料です。今回は、ちょうど捨てる所だった木製ハシゴを再利用します。もうかなり腐っていて、とてもじゃないですが登れない状態です。落下する動画を撮影するにはベストな状態です。でも残念!そんな動画は、撮影しません。ということで、容赦なく切り刻みます。
サイズは、色々とあるみたいですが、1200㎜で切断です。1200㎜×4本を用意します。
切断には、丸ノコが最高です。丸ノコは危険な道具でもあるので、慣れない人は卓上丸ノコを買いましょう。安心感が全く違います。丸ノコは、便利なんですが使いこなすには技術が必要です。卓上丸ノコは、比較的簡単です。
ノコギリでもいいんですけど、電動工具を一度もでも使ってしまうと、もう戻れません、AIがどうもルビコンの川を渡ったと言われてますが、電動工具もその類です。プロ用のバッテリー電動工具を買ってしまうともう戻れません。そんな自分は、マキタ沼の住人です。いい仕事は、いい道具使うのが最短ルートです。
ということで、自分は、丸ノコ+丸ノコ定規が相棒です。
そんなこんなで1200㎜4本出来上がり。
丁寧に解説してます。800㎜の所にボルト用の穴をあけます。今回はM8のボルトを使用するので9㎜の穴をあけました。4本同じようにあけます。
用意するもの固定用のボルト 3set
ここでのポイントは、ドリルを垂直にすることです。斜めにあけてしまうと、ボルトが通りません。でもフリーハンドで垂直にあけるのは難しいです。慣れると大体は行けるんですが、もし失敗したらもう少し太めのドリルで穴を広げてやれば、ボルト通るようになります。失敗し過ぎたら、最悪は上下逆にして別の所に穴をあければいいんです。
失敗した穴が気になるなら、なんかフックでも付けとけばいいんです。わざと穴をあけたんですがカッコいいでしょと言えばいいんです。
ボルトで止めました。これのポイントですが、木と木の間に一枚ワッシャーを入れています。木と木が直接触れると、硬くて動きません。ワッシャーで隙間をあけることで、ボルトをぎゅっと締めても、開閉がスムーズになります。そいで上と同じものを2つ作ります。
次ですが、横につなぐための胴木を4本用意します。これは、どんな長さでもいいです。短いと長い丸太の時大変だし、デカいと邪魔だし、場所に合わせていい感じの長さの作ってください。
自分は1200㎜にしましたが、それは、残った材料を考えるとこの程度だろうと判断したからです。
取り付けです。ここでのポイントは、胴木をビス止めする際には、内側の木にとめたならそっちの面は内側だけにビス止めします。次は、裏返して、外側の木をビス止めします。こうすることで、開閉可能になります。ここら辺は、動画を見た方がわかりやすいです。
上の方の胴木は、ボルトの5㎝程度下で固定しました。開き止めにもなるので、自分のちょうどいい開き具合になるで固定するといいです。ここら辺も動画で見るとわかりやすいかと思います。
はい、こんな感じです。古材を使っているので、なんか存在感ハンパない。これ、売り物ならお高いです。
これで完成でもいいんですが、これだけでは使いづらいんです。切ったら落ちるので、落ちないように中間にも受けを作ります。↓完成です。
端材を適当に取り付けました。こいつも2本をボルトで連結してから、胴木に固定しています。
適当に取り付けたので、全体的に歪んでしまいました。開閉式で、省スペースで収納できるはずが、ちと硬い。地面に置いたときにガタツキがあるなど、不具合が出ました。まぁどうせ、ガタガタの地面に置くので細かいことは気にしない。古材だし、味ってことでいいんです。仕事だとしっかりするんですが、反動で家ぐらい適当にしたいんです。でも、最近気づいたんですが、適当さに「いい感じ」が潜んでます。ピッチリには、イイ感じは無いです。音楽も、楽譜通りの演奏でいいなら、コンピューターに演奏させておけばいいんです。その場のノリで適当に演奏するからこそ、グルーブができるんです。グルーブは、ズレから発生するんです。仕事だとピッチリとしておくと、クレームが少ないのでカッコ悪くてもピッチリ優先にしてしまうことがあります。本当は、現場はその場のノリで演奏するのが理想ですが、失敗できないような状況になると安全に逃げたくなるんです。
ということで、もっともらしい言い訳をしたので、家では限界を見極めるべく適当仕事で行きます!
まぁでも考えてみてください。リラックスしたい時に、ピッチリした仕事した空間では気も休まりません。たまり場になるような場所は、適度に汚いんです。人間は、アユみたいに清流を求める動物ではなく、コイみたいに図太い生き物です。適当でいいんです。というか、適当こそが最高の価値だったりするんじゃないかと思ってます。
完成写真、イイ感じでしょ。そんでいいんです。
完成したんで、試切りです。
やっぱり適当は駄目だった!ほら見てください。受けるために付けたはずの中間の奴が役に立ってない!切ったら落ちるので、受けになるように薪を置いてるでしょ。
いいんです。試行錯誤することも楽しいじゃありませんが。行き当たりばったりです。ゲームの攻略本を見て、最短ルートをなぞるのは、仕事と勉強だけで十分です。
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【庭×DIY】廃材で玉切り台を作る動画 素人だけど適当でも簡単に作れた。
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