遊ぶ庭で面白い未来を目指すプロジェクト【ニワカケル】

ニワカケルの哲学

小さい頃、秘密基地が欲しかった。
そこには、お菓子とオモチャがいっぱいで、仲間もいる。
もちろん、うるさい大人はいない。
自由を求め冒険したかった。
そんな自分も大人になって、仕事するだけで毎日が終わってる。
でも、子どもは習い事から帰ってきたら、部屋の片隅にAmazonの段ボールで秘密基地を作ろうとしてる。
短い時間でも、必死に冒険しようとしてる子供が、あの時の自分と重なった。

窮屈な日常から飛び出して、冒険しよう。
一緒に、秘密基地を作ろう。
お菓子とゲームとハンモックが欲しいな。お酒と焚火も外せない。
ここにいれば退屈な大人の声は届かない。
家を汚すと怒られるけど、庭ならちょっとぐらいならいいよね?
庭なら使ってない場所もあるし、次の休み一緒に秘密基地の話してみよ。
勉強だけじゃなくて、たくましく育って欲しいとか言ってたよね。
一緒に夢の話しようよ。

ニワカケル立上げ時に思ってた話です。
毎日、仕事ばかりで肉体的にも精神的にも追い詰めていた。
本業の日本庭園にも面白みを見失っていた。
家族との時間も取れない。
色々と限界でした。

人生とは?
価値のある庭とは?
色々な問題に向き合い格闘する中でたどり着いた答えがニワカケルです。
人生を面白くする。
世界を楽しくする。
だから、庭を遊び場にする。

そんな事を主張する自分は、日本庭園とは伝統であり芸術品であると考える造園業界の中では異端です。ニワカケル計画立上げ時は、たった一人で始めた革命です。暴力ではなく遊びで起こす革命です。最近は、賛同してくれる人も増えてきました。
革命なんて重い話する必要はないです。ただ一緒に遊ぶだけでいいんです。
俺たちは、愛と浪漫で駆動する。

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