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コストコの巨大塊肉でローストビーフを作る

みなさんは、父親として威厳を醸したい時ってどうしてますか?
自分は、デカい肉を持って帰ってくるって原始的な方法を使ってます。
デカい肉を見せれば、言葉なんて必要ない!
父ちゃん凄い!ってなります。自分の胃袋も満たせます。

ということで、巨大な肉を焼きます。どうせ焼くなら、庭で豪快に焼いてきます。子どももテンションMAXです。問題があるとすると、5時間ぐらいかかります。暇つぶしがないと時間を持て余します。

まずは、コストコで買ってきた牛の肩ロースの塊1.5㎏です。
牛さんありがとうございます。美味しくいただきます。

まず、塩コショウですが今回はほりにしを使ってみます。ノリでいいんです。
全体によくまぶしてください。少なくても味が弱いし、多すぎてもしょっぱくなります。程よく手抜きな感じでOK!
オリーブオイルを塗れってよく見ますが、効果がイマイチ理解できません。誰か教えて下さい。
数時間部屋に置いて常温に戻すのは必須です。かなり大事な工程です。塊肉は、想像の5倍ぐらい中に熱が入りません。牛なら深部温度63度まで加熱すればいいので、20度ぐらいに上がってるだけで焼く工程が楽になります。

ということで、早速焼いていく!
表面をしっかりとじっくりと焼きます。弱火でじっくりと焼くと、いい感じに焦げてくれます。メイラード反応が進んだ部分は最高に旨い!カリカリベーコンが旨いのと同じです。
あまりの大きさの肉なんで、立体的に焼けます。6面じっくり焼くんですが、今回は、30分ほど楽しく焼いてました。そんなに時間かける必要はないと思います。でも、この時間が一番好きなんです。焼き肉屋で肉を育てるのっていいですよね。それの豪華版です。

焼き肉欲が満たされたら、ここからはオーブン調理です。自分が愛用しているのは、Weberのジャンボジョーです。どんどん大きなグリルが欲しくなるんですが、収納の事とかを考えると、これぐらいのサイズがちょうどいいです。肉を食べることを追求したアメリカ人の発明です。イイ感じに焼けます。サバイバル欲も満たしてくれる優れものです。ウチは、そんなデカい物を置いとく場所がないって方は、オーブンレンジでも十分です。というか、家のオーブンの方が上手に焼けたりします…。でも、煙の香りも重要な味だったりもするんで、一長一短です。

温度は、200度になってますが、150度程度で2時間ほど焼きました。

この写真は、30分ほど経過した状態での中心温度です。23.4度って少しも温度上がってないやないか!って、よく考えたらこの時は、事前の常温戻しが不十分でした。温度計大事です。失敗がかなり減ります。

今回は、アルミホイルで巻いたりとかせず、そのまま焼きました。3㎏とかの巨大塊になると、中心まで火が通るまでに表面がパッサパサですよ。

そんなこんなで完成です!火からおろして、1時間ほど休ませました。アツアツの奴を切ると、肉汁がすべて流れ出てしまいます。パッサパッサの鶏肉みたいな状態になってしまうので、少し温度下げて肉汁を留めてあげます。
イイ感じの仕上がりです。下手な店のローストビーフより旨い。スペアリブとかも、自分の方が美味しい。
たぶんそのワケは、高い店で食べたことが無いからだ!
でもいいんだ。高い店で緊張しながら食べる肉もいいけど、庭で家族と一緒に肉を焼いてる方がいいんだよ。日々成長していくお前らとの時間こそが貴重なんだよ。通り過ぎる今を慈しもう。愉しみましょう。牛や皆への感謝もわすれず。

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